ザイン帝国って要はネタ団体なんじゃないの？

今日テレビで見て初めて知ったのだが、今世間では「セックス教団」として話題の団体らしい。
そのときはさほど気にせずにいたのだけれど、先ほど思い出して検索してみた。
すると、この団体のオフィシャルサイトが出てきた。
http://www.zyne.jp/index.html

ここを見ていると、この団体はそんなに悪くないんじゃないか、と思う。
とてもきちんと作りこまれているサイトで、おもしろい。
このサイトはネタサイトだ。
ようはこの団体はネタ団体なのではないか？
このサイトを見る限り、どう見てもネタなのである。
これでもかというほど、「わざとやっています臭」を自発的に出しているのである。

決定的な契機となったのは1986年ハレー彗星の地球最接近によって惹起された悪魔戦争で、宇宙中の魔との数千度にわたる戦いを経験し、その戦いの全てに勝利される。

伯魔壬旭(ハクマジンキョク)軍帥プロフィール内の一文。

特に面白かったのが、被害者の会を非難する記事。
http://www.zyne.jp/kagaisyanokai/01-050722.html

http://www.zyne.jp/goronbun/update.htmlというのは、論文というより巷のブログで
つけられている日記のようなものに見える。さすがに、これを論文とは言わないだろう。

この下のリンクは、この団体の系列会社の「おまじないグッズ」を売るサイトなのだけれど、このサイトを見て、ここの商品を買う人って、ネタに対して意欲旺盛な人か、もしくは、もうどっちにしろなんにせよダメな人、だと思う。
http://www.zyne.co.jp/index2.html

その中でも特にここ↓とか。
http://www.zyne.co.jp/devil/devil.html
これ↓とか。
http://www.zyne.co.jp/magic/mahoutue.html
どうみてもわざとやってるネタじゃん。

この団体の被害者の人々というのは、これらのネタをネタだとわからずに本気にしてしまい、後からネタだとわかって腹が立ったか、いまだにネタだとわかっていないかなのではないか。
このオフィシャルサイトには世間で話題のセックスイベントのことは書かれていないが、他のサイトでちょっと見たイベント内容の記事から考えるに、イベントのほうもやっぱりネタとしか思えない。女性の膣に筆を突っ込んで書道したりだとか、さらにそれで書かれたものをその場でオークションにかけたりだとか、全裸の女性の股の間を男性会員がくぐったりだとか。ネタじゃん。
そういうネタに本気で参加する人というのは、やっぱりネタに対して貪欲で体を張るタイプの人か、それがネタだとも気づかないような「もうこの先の人生にはあまりお望みをもたれないほうがいいと思いますよ、ええ」といったどちらにせよダメな人、だろう。

文字が多くて疲れるので、全部を細かく見たわけではなく、さらっと流し見しただけで、この団体や代表者の声明文なんかはあまりちゃんと読んでいない。読まずとも、文字がいっぱい並んでいるのを見れば一生懸命ネタをやっている姿勢が伝わってくるので、もうそれでいい。
別の言葉でいうと、サイトをさらっと斜め読みしただけでもう飽きた。

暇だったらまた見るかも。ものすごく暇だったら。
多分もう見ないと思うけど。