赤子のうんこ。

百貨店のトイレに入ると、男性が(男子便所に入ったのでそら男性じゃなきゃ困るのだけれど)赤ん坊のおしめを交換していた。かなりうんこ臭い。どうも、赤ん坊がうんこを漏らしているようだ。親(多分)って大変ですね。


さて、うんこの臭さというのは、食べた物やその人の胃腸の状態によって変わってくるものだ。
では、食事を母乳だけに頼っている時期の赤ん坊のうんこの臭いには、どれくらい母乳の状態が関係してくるのだろうか?言い換えれば、母乳で生きる赤ん坊のうんこの臭いの何割ぐらいが母親の責任だと言えるのだろうか?
また、同じ授乳期の赤ん坊でも、母乳と粉ミルクとでは、どちらの方がうんこが臭くなるのだろうか?


一般に言って、うんこやおならの臭いが極度に臭いのは、恥ずかしいことだとされていると言えよう。ただ、一定以上の年齢の人は人前でうんこをすることは「普通は」無いし、公衆の場の便所などを利用した場合も出した後すぐに流したり人気が無くなってから便所から出て行くなどの対処法を取ることが出来、だからうんこの臭いで恥ずかしい思いをすることはまず無い。*1
ただ、赤ん坊のうんこ、こればかりは本人にも誰にも御しようのないものである(大人の努力である程度どうにかなるのかもしれないけれど)。赤ん坊はどうしても人前にそのうんこの臭いをさらしてしまう危険性から逃れられない。赤ん坊と言えど一人の個人である。彼または彼女のうんこが臭いのを、その母乳を与えている母親を抜きにして、彼または彼女だけのせいにするのはいかがなものだろうか。
赤ん坊のうんこの臭いの何割かが、母親の母乳の状態に左右される、ということがハッキリすれば、赤ん坊のうんこが臭いことによってその母親も恥ずかしい思いをすることになる。そうなれば、赤ん坊の人権が向上するのみならず、母親が赤ん坊のうんこの臭いを抑えるために母乳の状態をより良いものにしようと自身の健康状態にも注意し赤ん坊の健康状態にもより気をつけるようになるだろうから母子共により健康になり、いいこと尽くめだと言える。


などと、どうでもいいことを考え出してみたが、私は赤ん坊の世話をしたことが無いし、赤ん坊の間近で過ごしたことすらほとんど無い。これではいくら考えても無駄であることがいまさらになって分かった。そも、よく考えてみれば、赤ん坊が人前でうんこを漏らしその臭いが辺りに漂えば、別にそれが母乳によるものだろうと離乳後の子供だろうと、一緒にいるのが母親だろうと乳を与えることのない父親だろうと、その親は個人差こそあれある程度恥ずかしい思いをしているのだろう、やっぱり。
うん、無駄だった。


赤ん坊のうんこの臭いについてネットで調べたら、以下のようなことだけ分かりました。

  • 母乳で育っている赤ん坊のうんこの臭いは酸っぱいらしい。
  • 「お米の炊けるにおい」は妊娠初期のつわりの頃にかぐと気分が悪くなる、と言われ、母乳で育児中の赤ん坊のうんこの臭いもそれによく似ているらしい。・・・けどお米の炊けるにおいって酸っぱいか?

母乳と粉ミルクでは、どちらの方が赤ん坊のうんこが臭くなるのか、という問題については依然興味があるが、やっぱり私には赤ん坊がいないので調べようが無い。誰か知っていたら教えてください。


いまさらながら、やっぱり授乳期の赤ん坊の場合はうんこじゃなくてうんちと表記した方がいいような気がしてきた。


*2

*1:高校時代の友人に、とてつもなくうんこの臭い友人がいる。彼が百貨店のトイレで排便すればその外にあるアパレルの売り場まで彼のうんこの臭いが充満し、彼が予備校のトイレで排便すれば彼と入れ違いに便所に入っていった学生達が便所内で大騒ぎを始める、といった具合だった。高校でも授業中に教室内に屁の臭いがしてきた場合、彼とは別に大体いつも疑われる生徒がいたのだがその生徒が強く否定した場合や臭いがあまりに強烈な場合は、大概彼の仕業だった。授業後に私が「あれお前だろ?」と尋ねるとニコニコ笑いながら頷いていた、が、どんなに他の生徒が疑われていても皆の前では絶対名乗り出なかった。うんこの臭い、で思い出したので、それだけ。ちなみに彼はとても健康だし、体系もスマートだし、関係無いけど顔も良い。ただ、悪食。

*2:あと、一応言っておくと、別に全国のお母さん方を貶めるつもりはまるでありません。悪しからず。